UVレジンの安全性について
見に来て下さってありがとうございます。Stella Filanteのりおんです。
今日からは本格的にハンドメイドのあれこれについてお話していこうと思うのですが、映えある第1回の議題はこちら！
「UVレジンって安全なの？問題」です笑
安全、という言葉の定義が難しいのですがここでは皮膚トラブルなどの発生リスクが高くない＝安全としますね。
結論から言うと、
「完全硬化したUVレジンは安全である」と判断していいと思います。
以下に理由を述べていきますね。
ほとんどのUVレジンの材料は特殊アクリレート樹脂であり、紫外線によって重合させることで硬化反応が起こる化学物質です。
その硬化した物質は普段生活でも使うアクリル樹脂とほぼ同一です。
アレルギーが起こらないと言えば嘘になりますが、アレルギーはほぼ全ての物質で起こり得る皮膚の反応なのでUVレジン硬化物が特別危険というわけではないです。
ですので皮膚が弱く、金属やプラスチックなどでアレルギー反応が起こってしまうという方以外は硬化物をアクセサリーとして使っても問題ないと考えています。
では、硬化前はどうでしょうか？
硬化前の特殊アクリレート樹脂の安全性データシートは公開されていませんが、かつてエポキシ樹脂やアクリル樹脂を研究時代に扱ってた身としては、
「手袋＆換気は必須！！」です。
手袋は、液体状態で皮膚に付着して外からの紫外線で重合反応が起こる危険性や皮膚への浸透を防ぐためです。
また、UVレジン蒸散物の毒性が明らかにされていないのですが、私が知っている特殊アクリレート樹脂は蒸散物によるアレルギー反応や匂いによる気分の悪化が否定できないため換気は行った方が良いです。
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以上がUVレジンの安全性に関する私の見解となります。
硬化前のUVレジンを取り扱う方は十分注意してハンドメイドを楽しみましょうね。
次回はUVレジンの気泡問題の解決策を話したいなと思います。
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